Contact Us

Use the form on the right to contact us.

You can edit the text in this area, and change where the contact form on the right submits to, by entering edit mode using the modes on the bottom right. 

         

123 Street Avenue, City Town, 99999

(123) 555-6789

email@address.com

 

You can set your address, phone number, email and site description in the settings tab.
Link to read me page with more information.

ブログ

Filtering by Tag: 十人十色

【NEWS】霞ヶ関ナレッジスクエア『デジタルTERA小屋』(10月14日) に出演します!

Naomi Osawa

Screen Shot 2021-09-20 at 4.36.41 PM.png
Screen Shot 2021-09-20 at 4.33.32 PM.png


<トークイベント情報> 

テーマ: 『NYの街より 〜外からみた母国: 日本と日本人を語る〜』

2021年10月14日 11:00〜 
(NY時間: 10月13日 夜10:00〜)


霞ヶ関ナレッジスクエアが運営する
『デジタルTERA小屋』に

弊社代表・グローバルキャリアカウンセラー の
大澤直美が登壇いたします!

詳細は、下記ウェブサイトをご確認ください。

https://www.kk2.ne.jp/kk2/biz03/dtr_02.html/

イベント後半は、参加者のみなさまとの
双方向コミュニケーションタイムもございます。

スクリーン上でみなさまとご一緒できますことを
楽しみにしております!!!

【REPORT】世界人材会議(6月9日)にパネル登壇しました!

Naomi Osawa

New York Career Academy, Inc. participated “第8回世界人材会議”  -The 8th World HR Forum- on June 9, 2021. It was held in-person and online (hybrid), and our CEO and Chief Counselor Naomi Osawa was invited to speak as a panelist for the first hour of the event. Naomi shared her view on the changing world and how she thinks the individuals and companies should prepare for it.   2021年6月9日、第8回世界人材会議(リアル/オンラインのハイブリッド開催) に弊社代表・グローバルキャリアカウンセラーの大澤直美がパネル登壇いたしました。

New York Career Academy, Inc. participated “第8回世界人材会議” -The 8th World HR Forum- on June 9, 2021. It was held in-person and online (hybrid), and our CEO and Chief Counselor Naomi Osawa was invited to speak as a panelist for the first hour of the event. Naomi shared her view on the changing world and how she thinks the individuals and companies should prepare for it.  2021年6月9日、第8回世界人材会議(リアル/オンラインのハイブリッド開催) に弊社代表・グローバルキャリアカウンセラーの大澤直美がパネル登壇いたしました。

2021年6月9日


リアル・オンラインにてハイブリッド開催された
第8回世界人材会議に

弊社代表・グローバルキャリアカウンセラーの大澤直美が
オンライン登壇させていただきました。

東京・ニューヨーク・オランダ・イギリスを繋いで
開催された第一部では、

各地域のグローバル人材育成や採用に関わるプロフェッショナルたちが
コロナ禍で目の当たりにしている現状の共有を行い

個人・組織として今後どう動いていくべきかをテーマに
ディスカッションしました。

変わりゆく世界、いろいろなことが見えにくい時期だからこそ
話し合う場所を設けることの大切さを感じた
素晴らしいイベントでした。

お声がけいただき、有難うございました!

【REPORT】国際比較文化研究所オンライン講座 (6月2日) に登壇しました!

Naomi Osawa

On June 2, 2021, our CEO and lead counselor NAOMI OSAWA was invited to speak at the International Institute of Multi-Cultural Studies (online). Naomi shared her personal and professional experiences with approx. 20 members who joined from all over the world (Japan, France, Indonesia, and the U.S.)  We’ve received so many positive and forward-looking comments and feedback, as the attached report (scroll down; in Japanese only) shows. Thank you, Professor Takao Ota of IIMS, for the wonderful opportunity!   写真:オンライン講座の様子(国際比較文化研究所ご提供 ※参加者のみなさまからのご了承を得て掲載させて頂いております)

On June 2, 2021, our CEO and lead counselor NAOMI OSAWA was invited to speak at the International Institute of Multi-Cultural Studies (online). Naomi shared her personal and professional experiences with approx. 20 members who joined from all over the world (Japan, France, Indonesia, and the U.S.) We’ve received so many positive and forward-looking comments and feedback, as the attached report (scroll down; in Japanese only) shows. Thank you, Professor Takao Ota of IIMS, for the wonderful opportunity!
写真:オンライン講座の様子(国際比較文化研究所ご提供 ※参加者のみなさまからのご了承を得て掲載させて頂いております)


2021年6月2日


国際比較文化研究所(太田敬雄 所長) 主催のオンライン講座にて
弊社代表・グローバルキャリアカウンセラーの大澤直美が
お話させていただきました。

テーマは、『私の住む世界』。

一方的な講義ではなく、大澤からみた『世界』を
3つの軸(仕事、社会貢献活動、子育て)に分けて
シェアさせていただきました。

前半が講義、後半が参加者も交えた懇親会という
スタイルで開催されたオンライン講座は、

日本、アメリカ、インドネシア、フランス等
文字どおり世界じゅうを繋いでのグローバル空間となりました。

研究所から嬉しいご感想(報告書)をいただきましたので
掲載させていただきます。
スクロールダウンしてご覧くださいませ。

国際比較文化研究所のみなさま、
素晴らしい機会をありがとうございました!

国際比較文化研究所HP:
http://www8.wind.ne.jp/mthc/



2021.6.2 参加者の声.jpg



<お知らせ>
2020年3月より、弊社では9割の事業をオンラインで実施しております。
アメリカ留学支援、キャリア支援、国際研修支援等の既存事業のほか
国際人材育成・教育に関わる事業全般のコンサルティング等も行っております。

ご興味のある個人・法人のみなさまは
お気軽にお問い合わせください。

==================================
New York Career Academy, Inc.
info@nycareeracademy.com

【NEWS】「大人だって夢を語ろう!」トークイベントに出演しました!

Naomi Osawa

On July 14, CEO Naomi Osawa spoke as one of the panels at the 2nd annual career talk event in Takasaki-city, Gunma, Japan. This year’s theme was “women & career” as Naomi shared her expertise on the basics on career development as well as insigh…

On July 14, CEO Naomi Osawa spoke as one of the panels at the 2nd annual career talk event in Takasaki-city, Gunma, Japan. This year’s theme was “women & career” as Naomi shared her expertise on the basics on career development as well as insights on her personal life as a woman and as a working mother. The event was organized by the Oto Yume Committee.

7月14日、群馬県高崎市にて、
キャリア支援イベント『大人だって夢を語ろう!』に
弊社代表の大澤直美がパネル登壇いたしました。(主催: 大人だって夢を語ろう実行委員会)

2年目を迎えた今年の同イベントテーマは、女性のキャリア。

『群馬最強の女子会 ~ハッピーキャリアを手にいれよう~』の副題のとおり
群馬県内外(海外からの参加者含む)で活躍する女性たち約40名が集まり
女性としての自分のキャリアを考える場を提供しました。

第一部は、
高崎市でラジオパーソナリティ・キャリアカウンセラーとして活躍中の
佐藤由美子さんとのトークセッション。
群馬県内でレストランや英語塾を経営する相京恵さんも
スペシャルゲストとして参加されました。

第二部は、
全員参加型のワークセッション。
代表はファシリテーターとして参加し、
参加女性たちの悩みや目標に耳をかたむけて
一緒にワークに取り組んだり、キャリアアドバイスをさせていただきました。

参加者のみなさん、そして大人だって夢を語ろう実行委員会のみなさん、
ありがとうございました!!!

201907_otoyume_7.jpg

【NEWS】「NYジャピオン」に代表インタビュー記事が掲載されました!

Naomi Osawa

Our CEO Naomi Osawa is featured on the May 24 issue of NY Japion (New York, NY) under the “Executive Interview” page. According to NY Japion, Naomi is the first woman executive on the “Executive Interview” page. Check out the e-magazine on the link …

Our CEO Naomi Osawa is featured on the May 24 issue of NY Japion (New York, NY) under the “Executive Interview” page. According to NY Japion, Naomi is the first woman executive on the “Executive Interview” page. Check out the e-magazine on the link below. Thank you!

5月24日

ニューヨークで最も発行数の多いフリーペーパー「NYジャピオン」に
弊社代表(大澤直美)のインタビュー記事が掲載されました!

ニューヨークで活躍する企業社長をインタビューする
『エグゼプティブ・インタビュー』のコーナーで
女性社長がピックアップされたのは初めてとのこと!

案ずるより産むが易しの
いのしし年生まれ代表のインタビュー記事。

下記リンクよりご一読ください!

https://www.ejapion.com/business/9163/

【NEWS】ニューヨーク学生x社会人交流会でキャリア支援しました!

Yuki Abe

On April 6th, New York Career Academy, Inc. supported the 13th annual Japanese students & professionals mixer held in Manhattan by providing career counseling. About 50 college students and 15 professional participated from throughout New York!

On April 6th, New York Career Academy, Inc. supported the 13th annual Japanese students & professionals mixer held in Manhattan by providing career counseling. About 50 college students and 15 professional participated from throughout New York!

4月6日

先週末に開催された「第13回 ニューヨーク学生×社会人交流会」(主催:New York Japan Student Association)にて、キャリア支援を行いました!

このイベントは、弊社代表の大澤が初開催の年からずっと、13年も支援させていただいている思い入れのあるイベントのひとつです。OBOG訪問の機会が少ない日本人留学生のために、業界研究の一環として「どんな仕事があるの?」「働くとは?」ということを肌で感じてもらえる場となっています。

NYキャリアアカデミーでは、イベント運営支援とキャリア支援を提供させていただきました。

第1部では、参加された約50名の日英バイリンガル学生へ、昨今のグローバル人材採用の動向や、この夏の就活イベント等についてお話させていただきました。大学三年次、四年次の夏休みにどんな活動を行うかが、大学卒業後の進路を大きく左右することは珍しくありません。

第2部では、個別キャリアカウンセリングを提供させていただきました。日本企業への就職に関するアドバイスを中心に、アメリカでの就活、女性のキャリア、やりたいことが見つからない場合の就職活動方法についてなど、未参加学生それぞれが気になっていることに丁寧に耳を傾け、情報やアドバイスを提供させていただきました。

NYキャリアアカデミーでは、皆さんの人生を応援するために、幅広いキャリア支援サービスを提供しております。

アメリカ留学(短期の語学留学や、学位取得を目指す正規留学など)、ニューヨーク研修、個別のキャリア相談、セミナーや講演会など、お気軽にお問い合わせください!

----
New York Career Academy, Inc.
EMAIL   info@nycareeracademy.com
Facebook @nycareeracademy

【NEWS】子育て雑誌「あんふぁん」に代表インタビュー記事が掲載されました!

Naomi Osawa

Our CEO Naomi Osawa is featured in the April 5 issue of the parenting magazine “Enfant” (Tokyo, Japan). The article mainly talks about her balancing skills between work life and motherhood, her dedication and love towards her children, and how she p…

Our CEO Naomi Osawa is featured in the April 5 issue of the parenting magazine “Enfant” (Tokyo, Japan). The article mainly talks about her balancing skills between work life and motherhood, her dedication and love towards her children, and how she places a priority on children over work while maintaining high performance at work. Many readers have sent us positive comments and feedback within a few days after the article was published- Thank you! We appreciated them so much!!

4月5日

首都圏を中心にポピュラーな子育て雑誌「あんふぁん」
弊社代表(大澤直美)の子育てインタビュー記事が掲載されました!

代表自身のキャリア、子育てにおける信条、仕事との両立、
バイリンガル教育、子育て後のキャリアについて等を

カバーしてくださいました!

ぜひご一読ください。

=========================   
ママのお仕事拝見! ~NYキャリアアカデミー代表 大澤直美~

※下記リンクをクリックすると お読みいただけます

https://enfant.living.jp/mama/mamnews/namazumiki/701113/?fbclid=IwAR3aG7XmOOdwi_ARA1MkSFcZvF-z_FiU-FWGLbxgxIS50gjL8N-6CrID9t4

=========================

ご意見・ご感想は お問い合わせページ より受け付けております!




【NEWS】Harvard Japan Career Fair- ハーバード大学にてキャリア支援を行いました!

Naomi Osawa

New York Career Academy, Inc. participates in Harvard Japan Career Fair every year to provide helpful career information and advising to the students and recent graduates interested in obtaining jobs in Japan or working for Japanese companies abroad…

New York Career Academy, Inc. participates in Harvard Japan Career Fair every year to provide helpful career information and advising to the students and recent graduates interested in obtaining jobs in Japan or working for Japanese companies abroad. (Left; Mr. Stéphane Emmanuel Fouché, the Founder of HJCF/ Right: Naomi Osawa, CEO at New York Career Academy, Inc.)


2018年11月8日、ハーバード大学にて開催された
”Harvard Japan Career Fair ” に出展(パートナー企業との合同ブース)し、

約150名を対象にキャリア支援活動(就職情報・キャリアアドバイスの提供)を行いました。


このイベントは今年で5回目を迎えましたが、
「ハーバード大学で日本をテーマにしたキャリアイベントを開催したい」という相談を受け、
初年度イベント構想時から支援をさせていただいている想い入れのあるイベントでもあります。


今年は、その相談をしてきてくれた張本人で
HJCF創設者でもあるステファン・フォウチェさん(トップ写真左)も参加されており、
弊社代表(トップ写真右)との会場での再会は感動的でした!


当日は日本語を話せるハイスペックグローバル人材を採用したい企業が多く参加して
採用情報の提供や学生とのネットワーキングを行っていましたが、

今年の目玉コンテンツ(?)は、全員参加型の手巻き寿司!

「一緒につくって一緒に食べて、学生と社会人の枠を超えて交流したい」
という主催学生たちの狙いは、見事的中したようでした。


弊社としては、過去に留学支援をさせていただいた学生が3年生となり、
就職活動のためにこのイベントに参加していたりと、
まさに『留学の入口~出口までのキャリア支援』を実感することが出来て
とても嬉しい1日となりました。


参加された学生、企業のみなさま、主催学生のみなさま、
大変お疲れ様でした!!!!!

【NEWS】CEO Interview: USフロントラインに代表インタビューが掲載されました!

Yuki Abe

Our CEO Naomi Osawa was interviewed by a Japanese magazine, US FrontLine. It covers a wide range of topics, including her passion and dedication to better the society through New York Career Academy, Inc. Check out the interview article on http…

Our CEO Naomi Osawa was interviewed by a Japanese magazine, US FrontLine. It covers a wide range of topics, including her passion and dedication to better the society through New York Career Academy, Inc. Check out the interview article on http://usfl.com/docs/backnumber/628.pdf (7-8 pages) or scroll down this blog page!  *The article is in Japanese only 

US フロントラインという、
在米日本人向けの雑誌(全米紙)に弊社代表のインタビュー記事が掲載されました。

代表のニューヨークでの大学時代から、現地での就職、
そしてNYキャリアカデミーの設立までを振り返る記事になっています。

幼少期から思っていた「社会を良くしたい」という気持ちを持つ代表。
どのような背景や考え方とともに仕事、そして子育てに励んでいるのでしょうか。

弊社スタッフの人材育成についても触れています。

以下より、ぜひご一読ください!

オンライン記事:
http://usfl.com/docs/backnumber/628.pdf

※該当ページは7〜8ページです。

usfl.jpg
usfl-2.jpg

【NYCAインタビュー Vol.5】杉山孝尚さん〜ニューヨーク大手監査法人の会計士から落花生農家へ〜

Yuki Abe

NYCAインタビュー Vol.5

杉山孝尚(すぎやまたかひさ)さん

ダンサー、ニューヨーク留学、大手監査法人・KPMGへの就職を経て、現在は静岡県でピーナッツ農家として活躍する杉山さん。ニューヨークの会計士だった杉山さんはどんなことをきっかけに、落花生を育て、ピーナッツバターを作る道へ進まれたのでしょうか。

インタビュー・原稿 By NYCAライター 阿部由季


Q: これまでの経歴を簡単に教えてください。

 

ダンサーを目指し、2001年に渡米しました。レコード会社でのアルバイトを経て、名門ビジネススクールの1つであるニューヨーク市立大学バルーク校に入学。専攻は会計学でした。大学3年時から大手監査法人KPMGのニューヨークオフィスでのインターンを始め、大学卒業後に同社へ入社しました。2012年に日本へ帰国し、ピーナッツの栽培・加工・販売までを手がける「杉山ナッツ」を始めました。

 

Q: 様々な経歴をお持ちですが、ダンサーから会計を勉強しようと思ったきっかけは何だったのですか?

 

生計のためにブルックリンのレコード店でアルバイトを始めたことが大きなきっかけです。渡米したての頃は、ダンスのレッスンと語学スクールに行くという生活でした。 当時はニューヨークで経験を積み、世界中でパフォーマンスをする夢がありました。

クイーンズのジャマイカというところにレコード店の本社があり、そちらでのアルバイトの誘いを受けました。ジャマイカのカリブ音楽の大きなレーベルがあり、CDを出したり、アーティストがいたりするようなところでした。

本社では数字を扱う仕事が多かったです。どこのラジオでどのくらいの曲を流して、それに関してどのくらいのお金が入ってくるのかなどを計算していました。 数字については、高校まで出ているのである程度はできるんですよ。 周りのスタッフから仕事を褒められるようになり、大学に行くことを勧められました。

アルバイトを通じて、世の中のお金の流れに興味を持ちました。数字を扱うなら、会計学を勉強するべきだと思ったんです。そしてニューヨーク市立大学バルーク校に入学しました。

 

Q:ダンサーから大学に行くという方向転換をする背景には、どんな心の変化がありましたか?

 

オフブロードウェイのミュージカルやコマーシャルでダンスの仕事をしながらも、ダンスをやっていくことに対して疑問を持っていましたね。ニューヨークには競争相手が多いのです。自分が勝ち残れる自信がなく、モヤモヤとした感情を抱いていました。

そんな時に大学進学を勧められたことが転機となりました。大学に行ってもダンスはできるので、挑戦してみようかなと思いました。

 

Q: ニューヨークでの大学生活はどんなものでしたか。

 

フルタイムで大学に行くかたわら、2年時までレコード会社でアルバイト、3年時からはKPMGの税務ポジションでのインターン、そしてニューヨーク日本人学生会(NYJSA)の会長をしていました。寝る時間もないくらい、忙しい日々を送っていましたが、大学での会計の勉強はとても楽しかったです。

その後、幸運なことに僕は就労ビザの抽選に当たりました。大学卒業後、KPMGでインターンからフルタイムの社員になりました。 仕事の内容は大きくは変わりませんでしたが、より難しい税務の仕事に関わるようになったんです。

 

Q: 他の監査法人への就職や、日本に帰ることは選択肢にありましたか?

 

就職先を選ぶ時に、他の監査法人へ行くことも考えていました。社会全体のお金の流れと法律と照らし合わせて、数字を導き出す税務の仕事の面白さ。そして会社の柔軟な勤務形態が、僕をKPMGで引き続き頑張ろうと思わせてくれたのかもしれません。

柔軟な勤務形態を取り入れている会社でした。 自分が任された仕事を期限と予算内に終わらせる必要はありますが、勤務時間は自由。やる気さえあれば、なんでもチャレンジさせてくれる社風も僕に合っていました。

日本に帰ることは考えておらず、ニューヨークで経験を積みたいと思っていたんです。リーマンショックでたくさんの会社が破産したり、企業買収に遭ったりしていました。ある意味、一番面白い時に入社できたと思うんです。このような歴史的な現状を近くで見ながら働ける経験は貴重でしたね。

その後の仕事は順調で、昇進も何度かありました。そして日本に帰るタイミングの時にマネージャーにならないかというお話もいただいていました。

 

Q: 会計士からピーナッツに出会うまでの過程で、どのような心境の変化がありましたか?

 

順調に昇進し、仕事はうまくいっていましたが、「ずっとこのままでいいのかな」と自分の将来をうまく描けないことがよくありました。 

ニューヨークにいた時の僕は、KPMGで働いていることが自分の価値でした。そこに違和感を感じていたんですよね。どこに行ってもすごいねと言われましたが、KPMGがすごいだけの話です。

それに加え、目の前にある仕事を懸命にこなすだけで人生が終わってしまうことに恐怖を感じていましたね。そして会計の仕事はいずれコンピューターが担い、人間の仕事ではなくなることで、自分の存在価値も将来的には薄くなるのだろうという不安がありました。

 

Q: そんなときにピーナッツに出会ったんでしょうか?

 

そうです。ウォールストリートジャーナル(WSJ)にてピーナッツに関する記事を見つけました。タイトルは”What Is Your Favorite Peanut Butter?” みたいな感じだったと思います。

1904年のセントルイス万国博覧会にて、静岡県の遠州落花生が金賞を受賞したことが書いてあったんです。僕の地元一帯、浜名湖の周辺を遠州と言うのです。自分の地元で落花生が作られていた事実とそれが世界で一番になったことに対し、驚きと衝撃がありました。アメリカに住んで12年。自分の地元の名前をアメリカで見ることはなかったものですから、故郷を愛する気持ちが湧き上がってきました。

遠州落花生でピーナッツバターを作ったらどんな味になるんだろうという疑問と好奇心が湧き上がってきました。また会計士として製造業の方々と仕事をする過程で日本のものづくりの凄さを感じていました。日本のものづくりで、ピーナッツバターというアメリカで生まれたものを作りたいと強く思いました。

これがピーナッツを作ろうと思った最初のきっかけです。KPMGにフルタイムで入社してから5年目の時でした。

 

Q: その決断にあたり、弊社代表の大澤(前職時代)に 相談されたと思いますが、そのときのことで印象に残っていることはありますか?

 

落花生ビジネスを始めることでとても悩んでいた時に、NYJSAの活動を通じてお世話になっていた大澤さんに相談しました。反対はされなかったですね。「今の会社が嫌なら、他のBIG 4に行く道もあると思うし、でもどうしても今(ピーナッツビジネスを)やりたいのであれば、応援するよ!」と背中を押していただけました。

 

Q: 遠州落花生に関する記事を読んだ後、どのように行動していきましたか。

 

仕事を休み、日本へ一時帰国しました。遠州落花生を栽培している人を探しに行きましたが、どこにもいませんでした。 当初は落花生を作っている人がいれば、僕が豆を買い取りして加工しようと考えていました。しかし作っている人がいません。自分で落花生を作るしかないなと思いました。

 

Q: 当時、遠州落花生を作っている農家の人がいない中でどのようにして豆を手に入れたのですか?

 

1904年ごろ「遠州落花生協同組合」というものがあり、その組合の当時のメンバーの名前や住所が書いてある文献を見つけました。その文献に書かれている家に全て足を運び、当時の組合長の末裔の方が紹介してくれた家がありました。

そのお宅の空き地は、100年前に落花生を栽培していた土地でした。当時土の中に落ちた種が花を咲かせては落ちることを毎年繰り返しており、遠州落花生が埋まっていました。僕が探し求めていた遠州落花生があったんです。 土地の所有者の方に許可をいただき、僕はお茶缶1缶分(約200g)の豆を拾ってきました。

 

Q: 諦めずに探し求めた末に見つけることができたんですね。その後はどのようにして現在のようにピーナッツバターを販売できるまでになったのでしょうか。

 

昔の文献を参考にしながら、昔とすべて同じやり方で落花生を増やすことに尽力しました。浜名湖でボートに乗り、海藻と牡蠣の殻を取ってきます。お米を作っている農家さんから米ぬかをもらいます。これらが落花生の肥料になります。

僕が最もこだわったのは、遠州落花生の味です。100年前に世界で一番になった時の味を知りたかったんです。現代の化学肥料を使うやり方で遠州落花生を育てたら、100年前の味と違います。それを知るために、当時の方法にこだわったんです。

そんな努力の末にできた1年目の落花生。 豆がとても小さく、 味はものすごく濃くて甘いのです。小さい身の中に味が凝縮されています。ピーナッツバターにするのがもったいないくらい美味しいんです。その時に「これだ!」と確信しましたね。当時の栽培方法を再現しながら、現代の便利な機械を使って効率的に作ることにしました。

現在は落花生の栽培から加工と販売まで1人で行っています。1人でやることへのこだわりは、「情熱」です。1人で作ることにより、お客さんに「これは僕が作ったものなんです」と自信持って言えるんですよね。

 

Q: 今後は「杉山ナッツ」をどのようにしていきたいですか?

 

「今まで食べたピーナッツバターとは全然違う」と言ってくれて、何度も杉山ナッツのピーナッツバターをリピートしてくれるお客さんがいます。 そんな風に思ってくれるお客さんを少しずつ増やしていきたいなと思っています。

海外にもアピールしていきたいです。11月にニューヨークで展示会があります。日本のいいものを集めたギャラリーに出展することが決まりました。ここでは売ることは目的ではありません。日本のピーナッツバターにはこんなものもあるんですよと味を知ってもらいたいんです。

最終的な目標はWSJに載ること。100年前に認められた落花生として歴史の一部に載るのではなく、遠州落花生でピーナッツバターを作る 「杉山ナッツ」と大きく掲載されたいですね。

 

Q: 現在は社会人をしている元留学生に、何かメッセージはありますか?

 

何か道の方向転換をするとき、何か新しいことを始めるときって怖いですよね。リスクばかり考えてしまいます。でも必ずその先に待っていることは楽しいことなんです。

僕も日本に帰ってきて落花生が見つからなかったとき、「やっぱりダメだったんだな」と思ったことも何度もありました。もう一度就職先を探し、日本で働こうかなと思っていましたが、諦め切れませんでした。落花生を探し続け、豆を見つけ、こうやって今ピーナッツバターを売ることができていることを考えると、頑張り続けてきてよかったと思います。 

成功するかしないかは自分次第です。新しい扉を開けば、楽しいことがあります。だからどんどん自分がやりたいことにチャレンジしてほしいなと思います。

【祝】Big Congrats!!! 弊社カウンセラーの中村がGCDF資格を取得しました!

Naomi Osawa

Our Manager Haruna Nakamura is now certified as Global Career Development Facilitator (GCDF). She has worked very hard for this achievement (yes, she is a working mother!). Congrats Haruna!!! We are so proud of you, and thank you for being an awesom…

Our Manager Haruna Nakamura is now certified as Global Career Development Facilitator (GCDF). She has worked very hard for this achievement (yes, she is a working mother!). Congrats Haruna!!! We are so proud of you, and thank you for being an awesome member at NYCA!!!


弊社マネージャーの中村春菜さんが
長年の目標にしていた
グローバルキャリアカウンセラー(Global Career Development Facilitator)の資格を
取得いたしました!

ここ数年、ご結婚、ご出産、ワーキングマザーとしての仕事復帰など
忙しい日々を送ってきたなかでも
目標に向かって励みつづけた中村さんの資格取得。

NYCA一同、こころから誇りに思います。

(サプライズでお祝いディナーを開催いたしました♪)

本当におめでとうございます!!!

公私ともに、さらなるご活躍を期待しています!!!!!

【NYCAインタビュー Vol.3】撿﨑茜さん ~自分に合うものを見つけること。それが就活大成功の秘訣!~

Naomi Osawa

NYCAインタビュー Vol.3撿﨑茜(けんざきあかね)さん

NYCAインタビュー Vol.3
撿﨑茜(けんざきあかね)さん

撿﨑さんが、満足度の高い就職を実現(=就活大成功!)できた背景にあったのは・・・・・?
これから就活をスタートするみなさん、就活中のみなさん、ぜひ最後までお読みください!

インタビュー・原稿 By NYCAライター 阿部由季


Q: 撿﨑さんのニューヨーク留学と就職活動について、簡単に教えてください。


高校卒業後にNIC International College in Japanに入学し、1年間留学に向けて英語の勉強をしていました。2012年の春に渡米。最初はカリフォルニア州のディアブロバレーカレッジのサマースクールに行っていました。

2012年の秋にニューヨークシティ郊外のロックランドコミュニティカレッジへ入学。一般教養と編入に向けた授業を受けていました。また体育会系の女子バスケットボール部に所属していました。2014年の秋にニューヨーク州立ビンガムトン大学に編入学し、2016年5月に心理学専攻で卒業しました。

大学卒業の直後に日本に帰国し、数ヶ月の就職活動を経て、2016年の10月に都内のソフトウェア関連会社に入社しました。
 

Q: 撿﨑さんが就職活動を始められたのはいつ頃でしたか?


本格的に始めたのは、2016年の1月頃です。冬休みが終わり、日本国内の就活が解禁となる3月に乗り遅れないようにするために大学生最後の学期になって焦りだしました。

当時は焦りもありましたが、焦ってもしょうがないので、帰国してすぐに活動できるよう準備しておこうという気持ちでしたね。

大学に来てくれる就活エージェントを通して、おすすめ企業の会社説明やインターンの紹介をしてもらったり、またWeb説明会にも積極的に探して参加したりするようにしていました。

2015年の11月に開催されたボストンキャリアフォーラムにも参加し、面接を何社か受け、説明会にも行きました。しかし本腰を入れたものではありませんでした。


Q: 今の会社にはどのようにして出会ったのでしょうか?


大学で開催された、日本人留学生向けの就活セミナーにて紹介してもらいました。IT業界には当時興味がなく、最初は「行ってみるだけ行ってみるか」という気持ちで説明会に参加しました。

大学での説明会で以下のようなポイントに興味を持ちました。メーカーでありつつ、海外から良いものを日本に持ってくる商社のようなこともやっていること、性別・学歴・国籍に関わらず平等に評価されること、結果だけでなく過程も重視する、日系と外資系の良いとこ取りのような評価制度があることです。

これが今の会社との最初の出会いでした。
 

Q: 様々な会社を受ける中で、今の会社への入社の決め手はどのようなものだったのでしょうか?


制度面の充実が大きな決め手になったと思います。職種にはこだわりがなかったため、働く環境と一緒に働く人に重点を置きたいと思っていました。

現在の会社は女性で管理職に就いている方が4割もいらっしゃいます。性別や国籍関係なく、実力をきちんと評価してくれる環境が大きな魅力に感じました。面接をしてくださった執行役員の方も、最初は派遣社員として入社されたと聞いて驚きました。他にもこのように実力で上に上がっていくことを体現している方が多いです。

また実際に社員の方と話す機会を設けていただけたことも入社の決め手の1つです。働くことをイメージするために、私は人事の方だけではなく、社員の方と話すことにこだわっていました。実際に働くとなると、人事の方と仕事をする機会はそんなに多くないと思うんです。

内定をいただく前に、社内イベントに呼んでもらいました。その際に多くの社員の方と話すことができたことが自分の中で「ここに行こう」と思えたんだと思います。


Q: 就職活動での準備は具体的にどのようなことをされていましたか?


エントリーシートを書くことには特に力を入れました。

エントリーシートは先輩からサンプルをもらって参考にしては、何度も書いていました。書けば書くほど、書くスピードも文章の精度も上がります。とにかく書く量を増やすことにフォーカスしていました。たくさん書くうちに、自分が何を伝えたいのかもわかってくるので、情報整理にも使えましたね。
 

Q: 就職活動で大変だなと思ったことはありましたか?


自己分析が大変でした。これまでは自分の長所や短所を考えたこともなかったです。大学でも勉強と部活動しかやっていなかったので、何をアピールしたらいいんだろうと思っていました。

そのためよく友達に自分のことについて聞くようにしていました。自分では普通のことだと思っている自分のことでも、周りからはすごいと思ってもらっていることって実は意外と多いものなんです。自分が思うことと、周りから見てどう思うかは違うんだなと認識するいいきっかけになりました。人となるべく多く話した方がいいですね。

またボストンのキャリアフォーラム前は、試験前でもあったので、就活準備と試験勉強でとても大変でした。睡眠時間も毎日2〜3時間しか確保できなかったですね。しかし周りの友達がDean’s List(成績優秀者リスト)に名前が載る人が多く、みんなが就活も勉強も頑張っている姿を見るとモチベーションが上がって感化されました。友達がいたからこそ頑張れたのかもしれません。


Q: バスケットボール部に所属していた経験は就職活動や現在の社会人生活でどのように生かされていると思いますか?


会社で評価される軸が、実力主義だと言われても怖気付かなくなったことは大きな変化だと思います。アメリカの部活は実力主義でした。その空気感を常に感じながら活動していたためです。

「最初はわからないことだらけだから、とりあえずやってみる。うまくいかなかったら相談してみる。」これは私がバスケ部での経験を通して学び、今の社会人生活での考えの礎になっていることです。

初めてバスケ部に入った時は、日本で同じスポーツをやってきていても、やる国が違うだけで大きな違いと戸惑いを感じていました。英語がうまく聞き取れないことも沢山あります。試合中のコーチの指示が理解できなくて、それが失点に繋がってしまったこともありました。チームメイト同士のスラングの英会話も最初はちんぷんかんぷんでした。

しかし分からないことは、聞けばみんなが優しく教えてくれました。そのおかげで、わからないことに対するストレスはどんどんなくなっていき、部活も楽しいと思えるようになりましたね。ここで学んだ経験は、今の会社での業務でも生かされています。


Q: 留学や部活動の経験を通して、自分の心境の変化はありましたか?またそれが就職活動に反映されましたか?


企業の規模や名前にこだわらなくなりました。もともとは就職するなら名の知れた企業の方が安心だと思っていました。しかしこの考えは留学生活で変わりました。アメリカの大学は、無名の大学でも教育制度が素晴らしいところはたくさんありますよね。

それと同じで、日本でも会社の知名度や規模がすべてではないと思いました。ネームバリューを気にしなくなったんですね。またスタートアップの講演を聴いて、無名でもすごいことをやっている人たちがたくさんいることを知ったこともありました。自分に合ったものを見つけようとすること、物事の本質を考えることにフォーカスするようになりました。
 

Q: これから就職活動する学生への応援メッセージやアドバイスをお願いします。


最初のうちは業界を絞らずに、少しでも引っかかるキーワードがあれば、説明会や面接に行ってみることをおすすめします。視野は広くすることに越したことはないと思っています。周りに「あなたにはこの業界は向いていない」と言われることもあるかもしれません。それよりも実際に説明会に行ったり面接を受けたりしてから、身をもって合わないことを体感するべきなのではないでしょうか。

自分の足で説明会や面接に行き、実際に企業の人と話し、自分の目で自分はその業界が合っているのかどうかを確かめてくることが大事です。そのような経験を繰り返すうちに、なぜその業界が自分には合わないのかということも自分の言葉で言えるようになるからです。自分で体感しないと、自信も持てないです。就職活動ではこの習慣を多くの方に持ってもらいたいです。
 

【NEWS】NYCAウェブサイトがOPENしました!

Naomi Osawa


みなさん、こんにちは!

NYCAウェブサイトがついにOPENいたしましたので
お知らせいたします。

URL:  www.nycareeracademy.com

※英語ページは作成中です

留学情報、キャリア情報、NYCAからのお知らせ等を
定期的にアップしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

Posted By:   NYCAチーム

---
New York Career Academy, Inc.
EMAIL   info@nycareeracademy.com
Facebook @nycareeracademy